カテゴリ:Book( 3 )

リアル図書館戦争

どうもオテモトです。

最近ニュースで目にする「はだしのゲン子供の閲覧制限」。

リアル図書館戦争な時代になったなと感じる今日この頃です。
閉架措置ということで、外には並べてなくて「見たいので見せて下さい」と言えば出してくれるらしいですが…知ってる人にしか見れないですよね。実際に手に取って見る機会が減ります。

私は結論から言うと閲覧制限反対です。どんな書物に関しても。
まぁうるさい人がいるからどうしてもやるんならば、図書館・本屋さんのゾーニングでなんとかすれば良いのではないでしょうか。って既存の置き方で問題ないと思うけど…
大体「過激な表現」ってなんなんだ。はだしのゲンにしたら、作者はそういう表現をあえてする事によって戦争の悲惨さや平和のありがたさを読者に訴えているんではないだろうか?
私だって、学生の頃図書館ではだしのゲンを見て衝撃を受けた人間の一人。あの時は怖くてササーッとページをめくる事しか出来なかった。それぐらい子供にはコワイものだって分かるよ。
でもあのような事は実際に起こっていた事であって、被爆者の人達なんかは絵なんかよりもっと残酷で過激な現実を目の当たりにしてたわけですよ。それを思うとホント戦争は恐ろしいものだし、平和な時代に生まれたんだと感謝する心も生まれてくるわけですよ。
そういうことって、はだしのゲンのような漫画を見て考えさせられると思う。
トラウマになるような漫画だって、大人になって見れば結構対した事なかったりしていつの間にかトラウマを克服できてるような人間になってる。成長したってことでしょ。

そんなトラウマが可哀想だとか言って子供に“汚いものに蓋をする”ようにして温室で育てたら大人になってからよけい苦しい思いをするんじゃないのかと感じる。社会の厳しさにも耐えれなくなる。親に助けてもらいながらじゃないと生きてけないぐらいになるんじゃないの?
あとホント薄っぺらい人間になってしまうんじゃないかな〜?
トラウマになるような事って大体の皆共通しちゃったりして、大人になって「アレやばかったよねー!」とか言って意気投合して話盛り上がったりして面白いよw

というかそういう事を行政だとかに制限してもらうより、家族で話し合って「これはまだあなたには早いからね」とか「この表現は残酷だけど命の尊さを感じてほしい」とか言うべきなんだと思う。そういうフォローがなくなんか色々な事が重なって犯罪に走る人もいるんだろうけど、「犯罪者がこの本を好んで見てたから閲覧禁止!」とかどうなんだろうね。
ちなみに私の親は読むものに口出しはしませんでしたが、母親がドラえもんだけは「こんな都合の良い話なんかない」つって一時期視聴禁止な時期がありました(笑)まぁ、多分のび太にイラッときただけなんだろうけどwそんな視聴禁止なんていつの間にか消えたけどね!そしてちょっと下品な「おぼっちゃまくん」は家族団らん毎週楽しく見ていた意味不明な家族であります。

話それますが、はだしのゲン制限するんなら昔より過激になった少女漫画規制しろよ!?とか思うんですけど(笑)私が読んでた頃はアレですよ、恋愛の終着駅っていったらキスですよね。どんなロマンチックなキスが起こるのかとか…その先の恋愛って言ったらもう未知の世界っていうか!大体「今夜どうなっちゃうの私」的な感じで何もなく終わるようなそんな感じだったでしょ。
でもね、今違うんですよね〜いつだったかりぼんをパラパラと見た時があったんですよ、多分病院の待合室とかそういう感じで?そんなパラ見でもう衝撃的ですよね。

キスなんて始まりのひとつに過ぎないんですよ。もう今の小学生とか、過去の私から見たらフィールドの向こう超えちゃってるんですよ!!なんか、「いつヤるの?」「今でしょ!!!」ぐらいのがっつきぶり(笑)これ、少女漫画ですよねぇ…?みたいな。こわやこわや…エボシ様は国崩しをなさる気だぁbyもののけ姫
ご近所物語で、作者がコンドームを描いたら「過激すぎる」って言ってモザイク処理になってしまったエピソードがあります。その頃は神経質だったはずなのに…どうしたりぼん!!
少女漫画こそ、ゾーニングじゃないけどりぼんやなかよしは小学生に向けて、大人表現はマーガレットやフレンズとかもうちょっと大人向けの雑誌に掲載するとかいう分け方すればいいのにって思う。
うーん、しかしりぼんとか昔ほど売れないから売れるようにするには対象年齢をあげるしかない!つって内部の事情とかもあるのかもね。複雑です。

白黒つけたい性格だったりしますが、昔より「一概には言えない」事がわかるようになったなー。もののけ姫でアシタカが「あいつ、どっちの(人間と動物)味方なんだ」って言われますが、アシタカの気持ちが今すごくわかるよ…やっぱもののけ姫は私の中のNo.1映画だな←結局行き着くとこソコかよw
[PR]
by suribachis | 2013-08-18 15:20 | Book

こばやしゆう、という人

「こばやしゆうのつくる暮らし。」

図書館で児童書を漁る中、あっと面白そうな本を発見。
こばやしゆうさんの本です。
パラパラっとめくっただけで、もうすごいワクワクの嵐!
こばやしゆうさんは静岡の海沿いに住む陶芸家さんです。

この本のデザインは大胆で、こばやしさんの人柄がにじみ出てるような
作りになっていてとにかくダイナミック。
どこか海人というか沖縄っぽさがあり、私はそういうのが素敵と思う反面
「ちょっと自分の求めてるのとは違うな」って思うことがあるんですよ。
私は自分自身が海人っぽい顔してるけど、実際は北国生活派。
“元気ィ−イエーーーイ!!!なんくるないさー”って感じより、
目立つことなくひっそりとでも着実に生活を営んでいく方が肌に合ってる。
だから、これも素敵だとは思うけど違うな〜って感じになるかと思っていた。

でも、違った!
見た後“こばやしゆう”生活理想的だ!!と思った。
こばやしさんは化粧っけなくて、見た目「ちゅらさん」のおばぁに似てる。
着てる服とかもエスニック。だから沖縄っぽい雰囲気感じちゃったけど、
家のインテリアなんて、まぁかっこよくて私好みなんですよ。
天然生活とかクウネルに載ってそう。
むしろカーサブルータスの表紙飾れる。
「四角い家」と言われているその家は、自身で床を張り、屋根裏をつくり
住みながら完成させたそうです。すげぇ〜!
陶芸家と言われてますが、実際には枠にとらわれないようで
自分でとにかくなんでもやる人。
手作りの料理やお菓子・パンとかもとにかく美味しそう。
絵になるね〜!全部飾りたいよ。食べるのもったいない。
描いた絵も凄いかっこ良くて、大胆だけど洗練されてる。
よくある「これでこの値段?自分でも描けそー」ってなりそうな
白いキャンバスに赤い四角・丸だけの絵も醸し出す雰囲気が素敵。
この絵なら欲しい!ってゆうか自分でも大胆に描いてさらっとアトリエに
飾れるような人になりたいー!

やっぱね、どんなに手入れ・老後大変だって言われても
私は大自然の中、広い庭がある家に住みたい。
少し不便でも、それを楽しめる人間でありたいなぁと思うわけです。

余談ですが、こばやしゆうさんが個展をされたギャラリーを見つけて
そこもかなり理想的でした。山ん中にあるよ。
ギャラリー夢雲
3月から12月の、年10回の企画展開催日のみ開廊でその他の日は、休廊。
この開催の感じがかなり理想的なんですけど!!!
個人的に、いつか建てるであろうマイホームに作る仕事場は
事務所兼アトリエ兼ギャラリーにできる空間にしたいと思っております。
しかし旦那の仕事の都合から言って交通の便が良いところには住めそうにもないし、
自分自身が沢山の人に対応できる人間ではないわけです。
だから、ホントギャラリーって言っても空間を作って写真撮影してネット配信しつつ
わざわざ足を運んででも見たいっていう人のためだけのひっそりギャラリー…
なんかそんな都合良くいくかっと思ってたけど、やろうと思えば都合良くできるね。
人生の参考にしたいギャラリーでした。

そんな色々な夢がはっきりと出てくるようなこの本、オススメです☆
[PR]
by suribachis | 2013-05-24 08:36 | Book

食堂かたつむり

「食堂かたつむり」小川 糸

柴咲コウの映画を先に観てまして、今回原作を後から読む事に。
小川糸さんって小説家でもあり、作詞家、翻訳家なんですね〜知らなかった!
画像検索してみたら、イメージ通りの素敵なお方でした。

以下ネタバレ注意〜☆

物語は、主人公の倫子が同棲していたインド人の彼氏に全財産ごと持ってかれ
唯一残った祖母の形見のぬか床の壷を抱えながら故郷へ帰るところから始まります。
母は田舎でスナックを経営、父親が誰かもわからず「不倫の子だから倫子」だと
言われ母親との確執ありまくりで育ったため田舎に帰ってからも母親との関係は
冷戦状態。恋人には裏切られるし傷心で声が出なくなった倫子…なんとも悲惨。
しかし、倫子は実家を出た後に祖母と一緒に暮らしておりその時に沢山の料理の
愛情を注がれていたので「私には料理しかない」と一念発起します。
そこで誕生したのが一日一組予約制のお店「食堂かたつむり」。
小さい頃お世話になっていた近所のおじさん「熊さん」の助けを借りながら
オープンに向けて準備する様子はとても素敵です。
私の脳内では、倫子=自分となってそりゃあもう楽しそうに食堂を作っている様子が
押し寄せてくるのです…森、料理、自作…ハァハァ***やってみたいわ〜。
倫子は厨房で働いてたからできることだけどな!

食堂かたつむりが完成してからは、奇跡の連続。
そんな偶然だろって事はさておき…きっと倫子がひとつづつ丁寧に食材と
向き合い、素材を活かしつつお客様の幸せを願って料理を作っているからこそ、
素敵な奇跡が起こるわけです。笑顔のために料理を作る、大切ですね。

映画ではなかったんですが、小説には番外編が最後にありまして本編で出てくる
お客様側からの視点の物語が描かれています。このお話がとても素敵でした。
そのお客様ってゲイのカップルなんですけどねw
倫子って、母親との確執もあって“親には世話にならん”って感じで一本筋があり
頑固な気質が伺えるんですが声も出ないしお客様とコミュニケーションって大丈夫
だったのかしら?って思ってましたが、番外編があったおかげで
倫子が声がでなくとも、お客様を想った接客ができている事がわかります。

終盤は切ないことが続きます。
一番切ないのは飼ってた豚のエルメスを食べるシーン。
母が大切に飼っていた豚は、倫子が戻ってきてからは毎朝手作りの天然酵母パンを
与えていました。超幸せな豚ですよ。それが一転、食材に。
母が自分がいなくなるからって、下した結論なんですが普通だったらできねー!!
これが犬猫だったらどうなのよっ!食べないでしょうよなんでそうなるのよ!
って突っ込みたくもなりますが、これが豚の宿命か…
倫子もそんな母の決意を受けて、自分が解体の責任者となってエルメスの
最後を自分の手で下します。もうそこの描写リアルでさぁ…乙一の小説かと思ったよ。
でも、リアルに描くことで、命を頂く大事さっつーのがわかるかなぁ。
正直飛ばして読みたかったけど、向き合う事は必要。
自分だって牛・鶏・豚肉なんて常時食べてるわけで、食べてるくせに
殺されるのは見たくないってのは人間のエゴなんじゃないかとは感じております。
そう感じてはおりますが、実際に解体現場に行くのはちょっと…
そういうのにきちんと向き合える人は素晴らしいと思っています。
でも自分には無理だorz

あと母との確執は少しづつなくなるものの、最後の最後まで和解とはいかず…
母が病気で死んで、その母からの手紙を発見してやっと母の思いを知るという。
そのくだりは切ないです。もっと二人が素直だったら、生前うまくできてたんじゃ
ないかしら、と思わずにはいられません。色々な親子の形があるわけですな。


っというわけでデザインキッチンとしてこれから料理に関する小説を
ちょっとづつ集めていきたいなぁと思いました〜。絵本も集めようかな!
[PR]
by suribachis | 2013-05-20 09:05 | Book


日々の生活やデザインについて綴ります。


by suribachis

プロフィールを見る
画像一覧

ブログパーツ.com

カテゴリ

Life
Design
Movie & TV
Music
Art
Gift
Favorite
Foods
Fashion
Interior
Holiday
Maniac
Work
Book
Health
Reform
Sports

以前の記事

2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 10月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月

フォロー中のブログ

検索

その他のジャンル

最新の記事

ショップカード
at 2014-05-23 20:01
Tiramisuをボードと共に…
at 2014-05-22 16:36
あなぐらvol.2作成しました
at 2014-05-19 10:51
753オリジナルデザインアルバム
at 2014-05-18 12:20
HADC展示会告知!
at 2014-05-18 00:07

外部リンク

ブログジャンル

クリエイター
アート・デザイン

画像一覧